価値ある人生のためにすべきこと。(進撃の巨人の名言から⑦)

世の中にはキャリアに影響を与える名言が溢れています。そんな名言の中から、私が出会い、私がいいなと思ったもの、皆さんにもぜひ知ってほしいと思ったものを毎週紹介しています。

今週もマンガ「進撃の巨人」から。人気のマンガなので知っている人もいるかもしれませんが、このブログを見てぜひ思い出してください。知らない人は、これを見て少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。4月からシーズン3のアニメがテレビでもはじまるのでこの機会にぜひ!

それでは、いよいよ今週の名言。

「分からないことがあったら分かればいい...自分の命を賭ける価値は充分ある。」ハンジ・ゾエ

エレンに巨人化の能力があることがわかり、その力を巨人と戦うため、巨人の秘密、世界の謎を知るために活用することになった調査兵団。その未知なる力に人類の未来が託された。そんな状況の中、自分の能力をコントロールすることすら出来ず、戸惑いを隠せないエレン。そんなエレンにハンジ分隊長が言ったセリフが今週の名言。

自分に人類の期待がかかった大きなミッション。出来るかどうかも分からない未知のこと。期待に応えたい気持ちとは裏腹に何も出来ない現実。もう、どうしたらいいかわからない。そんな時にかけてくれた言葉。

分からないこと、出来ないことがあるなら、分かるようになればいい、出来るようになればいい。ただそれだけのこと。すごく単純だけどすごく大切なこと。

分からない、出来ないで終わってしまっては、思考停止するだけ。そんなことで悩んでいても何も変わらない。少しずつでも、失敗を繰り返しながらでも、分かるようになればいい、出来るようになればいい。世界の真理を追求し、失敗を続けながらも一歩ずつ真理に近づいている調査兵団の分隊長だからこそ言える言葉だと思います。

そして、命を賭ける価値は充分あると伝えることで、そのミッションの大きさ・重要さ・難しさ・期待、色々な思いを込めてる。それくらいのことをしているから、そう簡単にいくはずもない。だから焦らず、少しずつ理解していこう的な。ハンジさんの優しさを感じますね。

実際の世界でもそんなことありますよね。

ちょうど、就職や転職、異動の季節。新しい場所では、分からないこと、出来ないことがたくさんあると思います。でも、そんなことで焦る必要はありません。少しずつ前に進めばいいだけです。プレッシャーに押しつぶされそうになり、自分の力も信じられず、思考停止になることもあるかもしれません。そんな時は思い出してください。

分からないことは分かるようになればいい。
それだけです。それで間違いなく前に進めます。

命を賭ける価値がある。すごく特別なことを言っているようにも感じますが、これも本当はすごく普通のことを言っています。命を賭けるか、賭けないか、実はそんな選択はないんです。みんな意識せずとも常に命を賭けて生きている。限りある命を生きるってそういうことです。

その命を停滞することで費やすより、少しでも前に進むことで費やす方が、それは価値ありますよね。ハンジさんはそんなことも言いたいのかなって勝手に思ってます。

自分の知りたいこと、出来るようになりたいこと、そんなありたい自分に少しでも近づけるように少しずつ前に進める人生を歩みたいですよね。自分の人生を自分にとって価値ある人生に出来るのは自分だけです。

少しずつでもいい、前に進める自分を。

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