【今週の振り返り】自分の弱さと向き合うことの大切さ。(イチロー選手から学んだこと)

当たり前ですが、働いていると毎日色々なことがあります。そんな日々の仕事のトピックス、仕事の中で私が感じたことを毎週報告していきます。日々の仕事がキャリアとなり、その連鎖がストーリーになります。日々少しずつページが進んでいく私のストーリー、皆さんにお伝え出来ればと思います。

今週は、仕事とは全く関係ありませんが、イチロー選手が引退を発表したので、なんとなくイチロー選手について感じたことをお伝えしようと思います。ずっと追いかけていた記者ではないので、あくまで私から見たイチロー選手、私が知っているイチロー選手ということなので悪しからず。こんな偉大な選手もあまりいないと思うので、せっかくだから思ったことを書いてみます。

約28年間のプロ生活で多くのすごい成績を残してきたイチロー選手。振り子打法という特徴的なフォームでものすごい成績を出す姿は、マンガに出てくるキャラみたいでとてもカッコよく、当時中学生だった私は掃除の時間とかによく真似してました。だから私の知っているイチロー選手は、最初からカッコ良かったし、スゴい人だった。

そんなイチロー選手がメジャーに行き、マリナーズ、ヤンキースと活躍の場を変えていく中、変わらず素晴らしい成績を残していく。学生時代にヤンキースのキャップばかり被っていた私にとって、ヤンキースに移籍が決まった時はホント鳥肌ものでしたね。メジャーでも成績を出し続けて、メジャーの最高峰に認められるイチロー選手。本当にすごいと思いました。

自分が社会人になると、イチロー選手の偉大さがドンドン大きくなっていきました。野球人としてというより、もう人間として尊敬するレベル。イチロー選手の本当にすごいところは、継続できることだと思います。継続して努力することはもちろん、継続して結果を出し続ける。これってほんとにすごく難しいこと。自分が働くようになって、より強く感じるようになりました。

でも、本当にイチロー選手のことをすごいなと思ったのは、プロフェッショナルかな?何かのインタビューでのこと。すごい成績を残しているのに、すごく謙虚…を通り過ぎて意外とネガティブ?みたいなとこ。4000本のヒットを打ったことは全然スゴくなくて、その反対で8000回の失敗に向き合ってきたことです、的なことを言っていたのを聞いて本当にすごい人だなと感じました。

細かくは覚えてないですが、他にも色々な場面でネガティブな面にフォーカスするイチロー選手がいて、それを常に乗り越えてる。それが本当に意外だったし、とてもすごいと思ったところです。4000本のヒットを打った自分を褒めるのではなく、8000本のミスと向き合った自分を褒める。自分のマイナスな部分をちゃんと見つめ、自覚し、次の成功につなげている。なぜ、成功したかよりも、なぜ失敗したか。そこに成功のヒントがある気がしました。

自分の弱さや足りない部分にちゃんと向き合い、それを認めた上で、次のステージに進んでいく。自分の強みや、ポジティブな面だけを見つめて、強くなっていく方法もあると思う。きっとその方が楽しいし、それでも結果は出ると思う。でも、それではイチロー選手のように環境が変わる中でも結果を出し続けるのは難しいと思う。ネガティブな面を理解し、乗り越えるから環境変化にも対応できる。

きっとイチロー選手は、野球でなくても何をやっても結果を出し続けられる人だと思います。プロティアンキャリアとか。キャリア・アダプタビリティみたいな考えに近いかな。変化に対応でき、どこでも適応できる人。たぶん、イチロー選手の名言だけで、キャリア理論ができると思います。ネガティブを力に変える理論的なやつ。

ホント偉大な人から学ぶことはたくさんあります。
それを色々取り入れていったら、最強になれますね。

今週も1週間、お疲れ様でした。

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