【今週の振り返り】一人ひとりの成長に視点をあてること。(人事異動の打ち合わせを通じて)

当たり前ですが、働いていると毎日色々なことがあります。そんな日々の仕事のトピックス、仕事の中で私が感じたことを毎週報告していきます。日々の仕事がキャリアとなり、その連鎖がストーリーになります。日々少しずつページが進んでいく私のストーリー、皆さんにお伝え出来ればと思います。

今週は、この時期人事ではあるあるかと思いますが、人事異動を検討する打ち合わせでの出来事でまた気付きがあったのでお伝えしようと思います。

春は人事異動の季節。私の会社も4月1日付の異動案の最終調整をしてました。打ち合わせは、社長と人事部長と私の3人。部長と私で考えた人事の案を社長に提案する場でした。考えた案はすでに異動メンバーが所属する各部長には調整済み。要は根回し済みってやつですね。

他の会社はどうしているかわかりませんが、私の会社ではよくやるやつ。昔から現場重視の考えが根強く、人事異動も現場が回るかどうか、戦力が落ちないかどうかが重要視されていました。だから、今回も当たり前のように、それぞれの部から不満が出ないよう調整していました。

でも社長からはダメ出しをいただきました。
もっと社員一人ひとりの成長にフォーカスしなさいと。

これはホントにハッとしました。
自分たちが会社のことしか考えていないことに気付かされたんです。会社が上手く回るように、会社の利益を損ねないように、会社が成長するように…。社長の一言で、私たちのやっていることが全く逆だったことに私は気付きました。社員の成長があるから、会社が成長する。社員の成長なしに会社は成長しない。そんな当たり前のことを忘れていました。いや、知らなかったです。

人事異動は社員の大きな成長の機会であること。

ミスマッチや穴埋め、各部長からの要望などに対応することばかりに追われ、人事異動の本当の意味を知りませんでした。でも、考えてみれば、自分も異動を通じてとても成長をさせてもらったと思います。

会社を上手く回すことより、大切なことがある。 多少の痛みや、停滞が生じても社員の成長には変えられない。そんな社長の覚悟も感じられました。そして、社長ってすごいなと、カッコいいって思っちゃいました。

人が生きる目的が成長するためだとしたら、全てのものやことは、成長のためのツールでしかありません。だから、会社も社員の成長のためのツールの1つなんだと思います。社員一人ひとりの成長にフォーカスする。社長の言葉は本当に深いなぁと感動しました。これからは社員一人ひとりの成長のために存在する人事として頑張っていきたいと思います。

自分自身も日々成長です!

今週も1週間、お疲れ様でした。


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