【今週の振り返り】「デザインする」ということ

当たり前ですが、生きていると毎日色々なことがあります。そんな日々の生活の中で私が感じたことを毎週報告していきます。日々の生活の中で経験したこと、感じたことがキャリアとなり、その連鎖がストーリーになります。日々、少しずつ積み重なっていく私のストーリーを皆さんにお伝え出来ればと思います。

今週は、何かとデザインすることがあったので、そのことについてお話ししようかと思います。

今の人事の仕事では、デザインを考えたり、作ったりということはあまりなかったのですが、今週は久しぶりに色々デザインを考える機会がありました。1つは、会社で公募しているTシャツのデザイン。社内公募の中から選ばれたデザインは、実際に商品化され販売されることになります。自分のデザインが商品になることってなかなか経験できることではないので、単純にやってみたい!と思ったので、募集を聞いてすぐ考えはじめました。

決められたTシャツのコンセプトから色々デザインを考えて、応募期間が2週間とすごく短かったのですが、結局ボツ作品も入れたら、8つくらいは作りましたね笑。プライベートの時間でやらなきゃなので結構大変でしたが、不思議と苦痛ではなかったです。いや、むしろ楽しかったかな。最終的には4つのデザイン案を提出しました。

もう1つは、市民講座のチラシ。隔週土曜くらいで参加している市民講座を考えるプロジェクトで、チラシを作る担当になったので。これは、コンセプトから内容まで自分たちで考えたものなので、普通に作りたかったですね。チラシって、必要な文言とか、伝えたいこととか、もらう人の気持ちとか、色々考えることあるので、それはそれで楽しい。これは1晩で作っちゃいました。

結局、自分はデザインが好きなんだなぁと改めて再確認した1週間でした。全くの素人なのに、仕事で毎月フリーペーパーを作っていた頃、本職がデザイナーの友達に「俺、デザインとアートの違いに気づいた!」って突然語って友達をビックリさせたこと思い出しました。全部話すと長くなるので、ものすごく簡単に言うとデザインで大切なことは、伝えるってことだ!って言ってた気がします。

思えば、それが「デザインする」ということの意味を初めて知ったときでした。子供の頃、絵を描いたり、何か作ったりしたこともありますが、それは全てアートでした。自分が描きたいものや、作りたいものを作っていただけ。デザインには、その作品の先に必ず、マーケットがあります。そのマーケットにいるターゲットを思いながら作るのがデザインです。ターゲットに何か〝伝えたいこと〟がある。それを伝えるのがデザインです。今でもただの素人ですが、それを知った時、「デザインする」ということがさらに楽しくなりました。

その頃から、デザインすることに対する意識は変わってません。「キャリアデザイン ラボ」というのも、ただカッコイイからつけたのではなく、デザインという言葉の意味が好きで、その意味はキャリアにも通じることだと思ったからつけました。キャリアの選択は、自己表現であるとも言われています。キャリアを通じて、自分をデザインしているんです。それが、キャリアデザインの本質です。

コンセプトがあり、マーケットがあり、ターゲットがいて、デザインがある。これは、キャリアも同じことです。価値観があり、どんな所で、誰のために、何をしたいか。デザインと変わらない思考が必要です。

デザインって深いし、やっぱり好きだなと再確認できた今週でした。皆さんも1週間お疲れ様でした!


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