目指すべきは自分のゴール。(宇宙兄弟の名言から⑩)

世の中にはキャリアに影響を与える名言が溢れています。そんな名言の中から、私が出会い、私がいいなと思ったもの、皆さんにもぜひ知ってほしいと思ったものを毎週紹介しています。

今週もマンガ「宇宙兄弟」から。ついに10回目、長かった連載も残すところあと2回の予定です。あと2つどの名言を選ぼうか悩み中。もういい加減、宇宙兄弟を読みはじめて下さいね笑。知っている人もいるかもしれませんが、これを見てぜひまた思い出してください。知らない人は、これを見て少しでも宇宙兄弟にも興味を持ってくれたら嬉しいです。

それでは、いよいよ今週の名言。

「一位と最下位との差なんて大したことねーんだよ、ゴールすることとしないことの差に比べりゃ。」南波六太

宇宙飛行士候補生アスキャンの70キロ踏破サバイバル訓練最終日に、色々あって風邪をひいてしまった六太。訓練を続けるか、チーム全員でリタイアするか、選択を迫られるが、六太は迷わず訓練を続け、ゴールを目指すことを選ぶ。

前日まで1位を目指して頑張っていたが、きっともう1位にはなれない。むしろ、最下位になる可能性が高い。長い目で見たら、合理的に考えたら、これまでのモチベーションと比較すると、きっとリタイアの選択があるんだと思う。

でも、六太は最下位でもいいから、絶対ゴールするんだ!という強い意志を持って、歩き始める。その時の六太の心の声が今回の名言。

相変わらず、六太は深いセリフを言うなぁと感心した一言。単純に何かをやり遂げた人の気持ちは、やり遂げないとわからないから、途中で投げ出すのではなくやり遂げた方がいい、みたいな強い思いも感じたし、そもそも、順位みたいな他人と比べることに意味はないって優しい思いも伝わりました。

前者だとケンジや新田的な発想だから、六太はきっと後者の意味で言ったのかな。誰かと比べて、優れてるとか優れてないとか、そんなことには意味がなく、自分が納得する形でゴール出来ればそれでいいんだ、みたいな。人はよーいドン!でレースが始まると、どうしても順位を競ってしまう。人より前に、人より早く、出来るだけ良い順位で。ホントは誰とも競ってないはずなのに、何か比較するものがあると、それと比べてしまう。そんなこと結構ありますよね。

でも、本当は比べたいとか競いたいとか、そんなことを心から思ってる人はいないと思う。それを始めた目的があったと思う。自分で選んだ理由があったと思う。それを考えたら、人と比べることに意味なんてないよね。周りと比較すると、諦めたくなることなんてたくさんある。

今から始めても遅いとか、あの人に勝てないとか、二番煎じとか…。比較したら、諦める理由なんてたくさんある。でも、本当に大切なのは、自分がどうしたいのか。自分のゴールに自分らしく進めていれば、それで良いと思います。

他人と比較することなく、自分のゴールを目指せていますか?

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