これからの時代を生き抜く力〝好奇心〟(進撃の巨人の名言から③)

世の中にはキャリアに影響を与える名言が溢れています。そんな名言の中から、私が出会い、私がいいなと思ったもの、皆さんにもぜひ知ってほしいと思ったものを毎週紹介しています。

今週もマンガ「進撃の巨人」から。宇宙兄弟に続き、こちらもまだまだ名言たくさんあるので、しばらく続きます。内容的に誰にでも読みやすいものではないかもしれませんが、個人的には弱っている時に読むことをお勧めします。元気になるっていうか、グサッとくること結構あると思うので笑。癒しが欲しい方は、宇宙兄弟をぜひ!人気のマンガなので知っている人もいるかもしれませんが、このブログを見てぜひ思い出してください。知らない人は、これを見て少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。

それでは、いよいよ今週の名言。

「100年壁が壊されなかったからといって  今日壊されない保証なんかどこにもないのに…」アルミン・アルレルト

子供の頃のアルミン。好奇心旺盛なアルミンは、壁の外の世界にとても興味を持っていた。そして人間は外の世界に行くべきだと考えていた。それは、100年壁の中で平和に暮らしてきた人たちからすれば、あり得ない考え。壁の外に一歩出れば、多くの巨人がいて当たり前のように喰われてしまう。そんな中なので、アルミンは街のいじめっ子たちから、異端児扱いされいじめられていた。

いつものように幼馴染のエレンとミカサにいじめっ子から助けられたアルミンは、2人に話をします。100年間ずっと平和だったから、外の世界をリスクと捉えている政府が外の世界に興味を持つことを禁じているけど、本当にそれだけの理由なんだろうか…。そんな時に出たのが今週の名言。

これは、マンガ的にもずっと先の伏線となるすごい意味深なシーン。アルミンは本当に物事の本質を捉える力や洞察力がすご過ぎて、マンガの中の未来を先読みしちゃうんですよね。ホント、進撃の巨人はアルミンのセリフに注目です。

ま、マンガの話は置いておいて、これは私たちの世界でも同じことだなと思いました。日々の日常、今いる世界の当たり前は、本当に当たり前なのか。今いる会社が100年続いている大企業で安心だから、いくら今の仕事がつまらなくても、他にやりたいことがあっても、辞めない方がいいのか。これまでずっと続けてきたことだから、それが間違っているようなことでも、納得していなくても、続けていくのが正解なのか。

そんなこと結構ありませんか?

今、起きていることや、やっていることに捉われ、その本質を見失っていること。変化することが怖くなっていること。何も考えなくなっていること。

アルミンが言うように、その習慣や常識が正しいとは限らないし、仮に今日は正しかったとしても、これからもずっとそれが正しいとは限らない。全ては今、たまたま見えてるだけのもの。テクノロジーの進化により、生活環境が大きく変わっていく中で、人の価値観もどんどん変わっていく。そんな現代だからこそ、こんなアルミンのような考えが特に必要かもしれない。

世界は変わる。今が続く保証なんてどこにもない。

まさにそう。世界をそう捉えることで、自分のやるべきことは変わってくるはずです。そのために自分がどう考え、どうすべきか。アルミンは好奇心旺盛で、観察力、洞察力があり、物事の本質や先読み、全体像の把握ができる。私は、このアルミンの好奇心っこそが、そんな世界を生き抜いていくには大事だと思います。

好奇心って、すごく未来思考だし、変化志向。

キャリアの色々な理論でも好奇心ってすごく出てくる。それくらい、大切なことなんだと思います。自分の身の回りの色々なことに興味を持ち、変化すること、未来に進むことを前提に今ある常識を疑うこと。今の時代にとても必要な考えだと思います。

ちなみにマンガでは、このセリフの直後に壁が破られ、巨人に街が襲われてしまいます。まさに、100年の常識が破られるのです。私たちの常識もいつ破られてもおかしくありません。

今日の常識は明日からも常識であり続けるでしょうか?

さあ、まずは日々の生活に〝好奇心〟を。

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