【今週の振り返り】全ては人の成長のために〜人事制度策定の心構え〜
当たり前ですが、働いていると毎日色々なことがあります。そんな日々の仕事のトピックス、仕事の中で私が感じたことを毎週報告していきます。日々の仕事がキャリアとなり、その連鎖がストーリーになります。日々少しずつページが進んでいく私のストーリー、皆さんにお伝え出来ればと思います。
今週は、木曜に参加した「あしたのチーム」さんのセミナーで新たに知ったこと、気付いたことについてお伝えしようかと思います。お付き合いしている人材紹介会社の方からセミナーのことを教えていただき、「人事評価制度7つの新常識」というタイトルに惹かれ参加しました。ちょうど新しい人事評価制度を考えていて、色々悩んでいる時だったので、すごく良いタイミングでした。
セミナーでは、7つの新常識に対して、現在の旧常識となる7つの誤解が紹介されました。
①目標は低くなるので自己設定させない
② 評価に甘辛が出るので査定は相対評価
③ 多面的な視点を得るために360度評価
④ 人事評価よりも採用強化が人手不足対策
⑤ 忙しいので半期評価でも期日が守られない
⑥ 間接部門の評価は難しく差をつけられない
⑦ 労使紛争を恐れマイナス査定は実施しない
うーむ…恥ずかしながら、うちの会社はほとんど当てはまってる気がする…。恥ずかし過ぎて詳細は言えませんが、どれも聞いたことあるセリフだし、心当たりがあり過ぎる。ま、だから新しく評価制度を変えようとしているということで許してください。
新常識は、これら7つの旧常識が全て誤解であり、その逆が新しい常識であるということでした。旧常識の王道いっちゃってる会社としては、目からウロコというか、間違いをハッキリと指摘していただいた感じで、とてもスッキリしましたが、この新常識を会社に理解してもらったり、浸透させていくのはかなりパワーがいることだなと感じました。改めて、評価制度を改定することのミッションの重要さと、難しさを感じる機会となりました。
会社が存在する意味とか意義って、会社それぞれに理念があったり、存続するためには利益を出し続けることとか、ステークホルダーに価値を提供するとか、色々あると思うんですが、結局は人を成長させることが目的なのかなって改めて感じました。そもそも人は成長するために生きているのだとしたら、全てはそのためにあるはずで、会社もなんだかんだ社員の成長のために存在してるんじゃないかって。
人事評価って人材育成のためにあるとわかっていながら、実態としては、単に昇給や賞与を決めるためだったり、評価する側が運用しやすいようにとか、会社側の都合で運用されていることが多くなっている気がする。本当は単純に人を成長させるためにはどうしたらいいかって、その視点だけ持っていればいいのかもしれない。そんな制度であればいいのかもしれない。そんなことを気づかされたセミナーでした。
新しい人事制度を作るにあたって、自分の中に新たな軸をもらった気がします。〝全ては人の成長のために〟そんな想いを大切にこれからも色々なミッションに取り組んでいければと思います。
今週も1週間、本当にお疲れ様でした。
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