チャンスの女神は前髪しかない。(宇宙兄弟の名言から⑦)

世の中にはキャリアに影響を与える名言が溢れています。そんな名言の中から、私が出会い、私がいいなと思ったもの、皆さんにもぜひ知ってほしいと思ったものを毎週紹介しています。

今週もマンガ「宇宙兄弟」連載中。たまには違うの挟もうかと考えながらも、途中で変える勇気のない小心者です。知っている人もいるかもしれませんが、これを見てぜひまた思い出してください。知らない人は、これを見て少しでも宇宙兄弟にも興味を持ってくれたら嬉しいです。

それでは、いよいよ今週の名言。

「悩むなら、なってから悩みなさい。」金子・シャロン

またシャロン先生出ちゃいました。もうマンガの中では六太のキャリアコンサルタントにしか見えません笑。宇宙飛行士の三次試験に向かう前、六太は悩んでいた。試験を受けている他の仲間は、高い志や、守りたいもの、やりたいことを明確に持っていた。でも、自分にはそんなたいした理由がない。そんな自分が宇宙飛行士になってもいいのか、悩む六太にシャロンがかけた言葉が今週の名言。

六太が宇宙飛行士になりたい理由は、ただ自分がなりたいという理由だけ。子供の頃にUFOを見て、宇宙に興味を持ち、宇宙に憧れ、宇宙に行きたい!と単純に思っただけ。しかも、そんななりたいという気持ちでさえ、途中で諦めて忘れていたくらい。そんな中途半端な自分と仲間との大きな差を感じ、三次試験を前にそもそも自分に受ける権利があるのか、すでに負けているような気持ちになっていた。

しかし、そんな六太にシャロンは、宇宙飛行士になりたい理由にたいした差なんてない、どんな人も最初は単純な憧れみたいなものだと言う。大切なのは〝なりたい〟という気持ち。その理由に大きいも小さいもないし、思っている期間に長いも短いもない。誰でもなりたいと思うのが自由なように、そのきっかけや理由なんて何でもいいんだと。ほんと、私もシャロン先生に付いていきます!って感じです。

何になりたいかなんて夢はひとそれぞれ。なぜその夢を持ったか、なんて理由はもっと人それぞれ。夢を持つきっかけ、夢を叶えたい理由、それこそ〝自分らしいもの〟がそこにあればいいんです。きっかけや、理由がその後の結果や質を左右することはありません。大事なことは自分がなりたいか、なりたくないのか。自分らしい思い強く持つことです。

そもそも、そんなことはなってから考えればいい。目の前にチャンスがあるのであれば、それを掴む理由を考えている暇はない。掴んでから、なぜ自分がそれを掴んだか考えればいい。目の前にチャンスがあるのなら、まずはそれを成し遂げることを考えたらいい。目の前のチャンスはとりあえず拾っとく、そのくらいのスタンスでいいのかもしれません。理由なんてだいたい後付けなものです。

チャンスを目の前に悩みすぎていませんか?

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