誰のものでもない自分の人生を生きるということ。(宇宙兄弟の名言から⑥)

世の中にはキャリアに影響を与える名言が溢れています。そんな名言の中から、私が出会い、私がいいなと思ったもの、皆さんにもぜひ知ってほしいと思ったものを毎週紹介しています。

今週もマンガ「宇宙兄弟」から。普通にお気に入りの言葉数えてみたら、やっぱり10個は超えていたのでまだまだ連載は続いちゃいます。たぶん最終的に本を出します笑。知っている人もいるかもしれませんが、これを見てぜひまた思い出してください。知らない人は、これを見て少しでも宇宙兄弟にも興味を持ってくれたら嬉しいです。

それでは、いよいよ今週の名言。

「空は誰のもんでもない。人生は自分のもんだ。人生はコントロールがきく。」デニール・ヤング

晴れている日もあれば、曇りの日もあり、雨の日もある。人生は空みたいなもんだなと言うデニール・ヤング。その言葉に納得する六太に、ヤングは「空と人生の違いはわかるか?」と問いかける。戸惑う六太にカッコ良く答えるヤングのセリフが今週の名言。

これはもうキャリア理論なんじゃないかと思いました。理論家デニール・ヤング恐るべしです。良い時があれば、悪い時もある、人生は空みたいなもんだといいながら、空と人生は違うと言うヤング。ヤングは空を人生における外部環境、外部要因として表現しています。人生における外部環境は誰のものでもない。でもその中に生きる自分の人生は自分だけのものだと。誰のものでもない外部環境に不満を持ったり、コントロールしようとしても意味がない。でも、自分の人生をコントロールしているのは自分だという意識を忘れるな、というヤングのメッセージです。

人は時に、どうにもならない外部環境について悩みます。それは、雨に文句を言っているようなもの。誰のせいでもどうにもならないことです。どうにもならない空に視点を置くのではなく、自由にコントロール出来る自分に視点を置くこと。その大切さに改めて気づかされました。確かに人生はコントロールがききます。

雨が降ってきたら、傘をさすか、屋根のあるところに行くか、何かしらの行動をするのが普通です。もしくは、珍しいですけど、濡れることを気にしないか、濡れることを楽しんじゃうという、受け取り方で対応する場合もあるかもしれません。いずれにしても自分で自分の行動や感情をコントロールしています。これが、雨の中、傘もささずにビショ濡れになりながら、空に文句を言っている人がいたらどうでしょう?ちょっと怖くて近付きたくないですよね。

誰のものでもない自分の人生を生きてみませんか?

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