これが私の「生きる意味」(宇宙兄弟の名言から⑫)

世の中にはキャリアに影響を与える名言が溢れています。そんな名言の中から、私が出会い、私がいいなと思ったもの、皆さんにもぜひ知ってほしいと思ったものを毎週紹介しています。

12週間続いたマンガ「宇宙兄弟」編もついにラスト。まだまだ名言はたくさんありますが、とりあえず今回で一旦終了。来週から何書こうって感じですけど、とにかく今回で宇宙兄弟は最後!知っている人もいるかもしれませんが、これを見てぜひまた思い出してください。知らない人は、これを見て少しでも宇宙兄弟にも興味を持ってくれたら嬉しいです。

それでは、いよいよ今週の名言。

「そんななつもりはなくても、人はね。誰かに “生きる勇気”を与えるために生きてるのよ。誰かに勇気をもらいながら。」 金子・シャロン

最後はやっぱりシャロン博士です!これまでも何回か登場したシャロン、ホント名言の宝箱です。シャロンは、私の人生に影響を与えていることはもちろんですが、キャリアに携わる者としてとても勉強になる考えを持っていて、キャリアの専門家ではないけど普通に尊敬してます。今回の名言は、子供の頃の六太が「宇宙規模の質問していい?人ってさ…何のために生きてると思う?」とシャロンに質問した際の答えになります。

考えてもなかなか分からないことだから、きっと考えなくてもいいことなんだと、最初はそう答えたシャロンだったが、そういいつつも私も考えたことがあると続け、答えたセリフ。

このセリフを大人になり、宇宙飛行士になった六太がシャロンに伝えるシーンは本当に感動です。重い病にかかり、延命治療でしかないものを受け入れることに、自分の〝生きる意味〟を考えてしまうシャロン。そんなシャロンに昔のシャロンは自分にこう言ってくれたと伝える。だから、生きる意味に迷ったとしても、生きることを選び、生きていて欲しいと。

人ってなんかふとした時にこんな宇宙規模の問いを考えちゃったりしませんか?人は、何のために生きているんだろう?自分の生きる目的はなんだろう?少なくとも私は何回かあります。きっとこれからも考えることがあると思います。シャロンの言葉は、そんな時の
心の支えになると思います。

誰かに生きる勇気を与えるために、誰かに生きる勇気をもらいながら。

人は一人では生きていけないと言うけれど、まさに、生きる意味がこれだからかもしれない。人は誰かのために、誰かに助けられながら、そんなつながりの中で生きてる。人それぞれ、色々なつながりがあると思う。その中で、影響を受けたり、与えたり。今回のシャロンの名言も、六太の人生に影響を与えながら、シャロン自身に返ってきてる。六太とシャロンがとても良い関係なのが、本当に伝わります。

自分もキャリアコンサルタントとして、誰かに生きる勇気を与えられたら、最高だなと思いました。もちろん、私も誰かに勇気をもらいながら。

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