【今週の振り返り】「恋愛と婚活の違い」について

当たり前ですが、生きていると毎日色々なことがあります。そんな日々の生活の中で私が感じたことを毎週報告していきます。日々の生活の中で経験したこと、感じたことがキャリアとなり、その連鎖がストーリーになります。日々、少しずつ積み重なっていく私のストーリーを皆さんにお伝え出来ればと思います。

今週は、昨日参加したCDA交流会「19新卒採用の振り返りと20新卒に向けての情報共有会」で色々な気付きがありましたので、そのことについてお話ししようかと思います。

CDA交流会は12月に続き、2回目の参加。なんとなく雰囲気は知っているので、初めての時よりは緊張することなく挑めました。しかし、教室に入ると前回の倍くらいの参加者が…過去最高56名ということで雰囲気に圧倒されちゃいました。でも何人か知っている顔がいたのでちょっと安心。そして、どんな話になるかワクワク。

最初のセッションでは、企業側、支援側でそれぞれグループに分かれ、情報共有をしました。私は一応会社の人事なので、企業側に。今回は特にテーマは絞られていないので、新卒採用にまつわる色々なことを共有しました。他社の人事の方と、こんなざっくばらんに話せることって絶対ないので、勉強になることはもちろんですが、共感できることがとても多く、CDAということで同じ方向を向いている感じもあり、とても居心地が良く、ディスカッションをすごく楽しめていると感じることが出来ました。

2回目のセッションでは、企業側と支援側のミックスのグループになり、引き続き情報共有。ミックスになると、結構な確率で企業側が質問攻めに合います。でも、それはそれで支援者の方たちが、どんなことを知りたいのかが分かるのでとても勉強になります。また、そもそも学生支援に興味があるので、学生のためになるのであれば、何でも情報提供したいという気持ちから、ついつい熱くなっちゃいます笑。

2つのセッション、どちらも楽しかったし、色々な気付きがあったんですけど、今日はその中でも最初のセッションで気付いたことの1つをお伝えしたいと思います。

最初のセッションで、最近の学生について話している時に、企業説明会とかで学生からくる質問が、残業とか有休とかの働き方とか、福利厚生のことばかり聞いてくるよね、みたいな話になって、みんなであるあるみたいになってたんだけど、その時、なんか婚活みたいだなぁって思ったんです。もともと採用ってお見合いみたいなもんだと言われているので、そんなもんなんですけど、恋愛じゃなくて、婚活だなっていうことに改めて気が付きました。

もちろん、全ての学生がそうというわけではないんですけど、婚活のように仕事を探す人が増えているのかなと感じました。って言っても自分は婚活したことがないので、あくまでイメージでしかないんですが、結婚相談所とかで始める婚活って最初に条件登録から始まりますよね。自分自身の条件と、相手に希望する条件。基本的には、その情報で最初のマッチングをするのが婚活だと思ってます。

やっぱり、結婚となると、色々気になる条件があると思うので、それももちろん大事だと思います。でも、採用担当者としては、やっぱり採用は恋愛から始めたいなと思った次第です。うちの場合は、学生の学歴とか一切気にしません。目の前にいる学生をみて、話をする中で相手の価値観を確認して判断するし、一緒に働いているイメージ、一緒に働きたいかどうかを結構重視します。条件ではなく、目の前の人が好きかどうか、ある意味、恋愛視点で探してます。

いきなり条件の話をされるのはちょっと…という人事の方が多かったということは、きっと他の皆さんも恋愛スタンスだったのかなと思います。まずお互いのことを知って、好きになりたいのに、いきなり「年収いくら?」みたいなのはちょっと寂しいですよね。まだお互い好きかも分からないのに…。

ちなみにうちの場合は、学生が聞いてくるような条件系のことは、最初から開示しちゃってます。パンフレットに記載してるし、最初にこちらから言います。質問で聞かれてもいいんですけど、なんか寂しい気持ちにはなるのでその予防に笑。働く上では、条件も大切だし、重要なことだと思います。だから、聞いちゃダメなことだとは全然思わないんですけど、人事の人がちょっと寂しい気持ちになるよってことは学生には知ってて欲しいかな。

今は売手市場なので、そもそもこれまでとは前提条件が全然違うってのもあると思います。〝最近の学生は〟ってことではなく、そんな環境もそうさせている要因でもあると思います。

就活や採用活動もやっぱり深いなぁと思った今週でした。皆さんも1週間お疲れ様でした!

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